私のブログへようこそ。今日は、多くの人が抱いている「脂質異常症は太っている人の病気」という誤解を解くために、私の体験をシェアしたいと思います。私は、誰が見ても痩せ型で、友人からは「何を食べても太らなくて羨ましい」と言われるような体質でした。自分でも、生活習慣病とは無縁だと思い込んでいたのです。ところが、三十五歳の健康診断で、LDLコレステロールの数値が異常に高いことが判明しました。最初は「検査の間違いではないか」と本気で疑いました。しかし、再検査のために訪れた専門の代謝内科で、私は衝撃的な事実を知ることになりました。先生は私の体型と数値をじっくり見て、「体質や遺伝、あるいはエストロゲンといった女性ホルモンの影響で、見た目が細くても血液の中だけが脂まみれになっている人は意外と多いんですよ」と教えてくれました。これを「隠れ脂質異常症」とも呼ぶそうです。私は何科に行けばいいのか迷いながらも、専門医を頼って正解でした。先生は、私の細い体であっても、内臓脂肪が肝臓に悪影響を与えている可能性や、脂質の代謝プロセスに癖があることを突き止めてくれました。それからの通院生活は、単なる減量ではなく、私の身体の中の「交通整理」をするような日々でした。運動をしてもこれ以上痩せる必要はないため、どのような質の油を摂るべきか、筋肉量を維持しながら代謝を上げるにはどうすればよいかという、非常に繊細な指導を受けました。診察のたびに「血液の質」が変わっていくのを数値で確認できることは、痩せ型の私にとって、目に見えない自分の内側をケアしているという新しい充足感をもたらしてくれました。もし私が、「痩せているから大丈夫」という偏見に縛られて病院へ行かなかったら、私の細い血管は気づかないうちにボロボロになっていたかもしれません。見た目の体型は、必ずしも健康の証明ではないのです。血液検査の結果が赤文字だったとき、それを「自分には関係ない」と切り捨てず、専門の窓口である内科や代謝内科に相談したことは、私の人生において最も賢明な決断の一つでした。今、私の血液は、見た目と同じようにスッキリと健康な状態を保っています。自分の常識を疑い、医学という鏡に自分を映してみる。その大切さを、私は脂質異常症という病気から学びました。
見た目は痩せ型なのに脂質異常症と診断された私の通院日誌