「しまった、病院の予約日をすっかり忘れていた!」「仕事が忙しくて、気づいたら前回の受診から半年も経ってしまった…」。慢性疾患などで定期的な通院が必要な方にとって、これは決して珍しいことではありません。うっかり予約を忘れたり、意図せず受診期間が長期間空いてしまったりした場合、どう対処すればよいのでしょうか。焦らず、適切に行動することが大切です。まず、予約を忘れていたことに気づいたら、できるだけ早くその医療機関に電話で連絡を入れましょう。正直に「予約を失念しておりました。申し訳ありません」と伝え、改めて予約を取り直したい旨を相談します。無断でキャンセルする、いわゆる「ドタキャン」は、病院の診療計画に穴を開け、他の患者さんの予約機会を奪うことにもなるため、必ず連絡を入れるのがマナーです。電話一本で、その後の対応がずっとスムーズになります。次に、長期間受診が空いてしまった場合です。この時に多くの人が心配するのが、「また初診扱いになって、料金が高くなるのではないか」ということでしょう。前述の通り、治療の継続性が認められれば再診扱いになることが多いですが、数ヶ月以上など、かなり期間が空いてしまうと、医療機関によっては初診として扱われる可能性もあります。これは、長期間診ていない患者さんの状態を改めて正確に把握するために、初診時と同様の詳細な問診や診察が必要になるためです。ペナルティという意味合いではなく、安全で適切な医療を提供するための判断なのです。料金のことが気になるかもしれませんが、それ以上に重要なのは、治療が中断していた期間があるという事実です。特に、定期的な服薬が必要な病気の場合、薬が切れていた期間によっては、病状が悪化している可能性も考えられます。受診時には、期間が空いてしまった理由や、その間の体調の変化、薬を飲んでいなかった期間などを正直に医師に伝えましょう。医師はそれらの情報も踏まえて、現在の状態を評価し、改めて最適な治療計画を立て直してくれます。大切なのは、受診しづらいからと放置してしまうことです。それは、ご自身の健康にとって最もリスクの高い選択です。気まずさを乗り越えて、まずは一本の電話から、治療の再開に向けた一歩を踏み出しましょう。
再診予約を忘れた!期間が空いた時の対処法